ケーキやさんのゆうれい

11月26日はぶんこをお休みして、もものこぶんこの前身「ももやまぶんこ」の館長をされていた根岸伴子さんを偲ぶ会を開催しました。

根岸さんは、もものこぶんこ開館まであと少し、という時に、亡くなられました。

偲ぶ会には旧知の人々が集まって、根岸さんを偲ぶひとときを過ごすことができました。


今日は開館ではありませんでしたが、よみきかせの本を探しにぶんこへ。ふと目に留まった本はこちら。

『ケーキやさんのゆうれい』
ケーキ屋さんに、幽霊が出てくるおはなしです。
ゆうれいは、昔そのケーキ屋さんの主人だったおばあさん。
後にやってきたケーキ職人たちが気に入らなくて追い出すのです。

でもある日店にやってきたパティシエの女の子は、なかなか腕の立つ職人で、ゆうれいがあれこれ言っても言い返す度胸もあります。

根岸さんもゆうれいになってぶんこに出てきて
「その本の分類はこっち」
「よみきかせならこの絵本が良いわよ」
と、言ってくれたらいいのに。

そんなことを思うと、また少し泣けてしまいました。

絵本では最後には二人は意気投合して一緒にケーキ屋さんを営みます。
最後のページにはケーキの作り方ものっていますよ。

エナミ